【Swingbench】Oracle Databaseに負荷をかけてみよう

Oracle Database

本投稿では前回インストールしたSwingbenchのOrder Entryを利用してOracle DatabaseにDML文を発行する手順を紹介します。

情報

Window10端末にインストールしたSwingbenchにて実施する。

■Swingbench
version:2.6

■データベース
OS:Oracle Linux 6.5
Oracle DB: Oracle Database 12c Release 1(12.1.0.2.0)

事前確認

前回は Order Entry をインストールしたので作成されたテーブルのデータ件数を確認する。

-SQL*PLUSでログインし、一つのテーブル件数を確認する。

$ sqlplus soe/soe@orahost:1521/pdb1

SQL> select count(*) from ORDERS;

COUNT(*)
———-
1429790

SOEスキーマのORDERSテーブルのデータ件数を確認。

ベンチマークの開始

-Swingbenchフォルダの[winbin\swingbench.bat]をWクリックする。

-[SOE_Server_Side_V2]を選択した状態で[OK]をクリックする。

-「User Details」タブにて以下を設定する。

 Username:soe
 Password:soe
 Connect String://orahost/pdb1

-左上の[ベンチマークを開始]アイコンをクリックする。

ベンチマークが開始されるとOracle DatabaseにDML文が発行されます。
ORDERSテーブルのデータ件数を確認すると事前に確認した件数よりも増えていることが確認できます。

-停止したいときは左上の[ベンチマークを停止]アイコンをクリックする。

その他

「Load」タブではログオンするユーザ数(Number of Users)やログオンするタイミング(Logon Delay(ms))なども任意に指定することが可能です。

また、「Distributed Controls」の[Server Monitoring(ssh)]の設定を行うと現在のCPUとDISKの利用状況を表示してくれます。(100%になっているのはスペックの低い構成でサーバを構築したためです。。。)

[Chart Preferences]で表示したいグラフも変更することができます。

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