本投稿では Oracle Linux 6.5 をVMware Workstation にインストールした際にエラーが発生した事象をまとめました。
稀なケースだと思いますが同様の事象にお悩みの方がいらっしゃったときに手助けできれば幸いです。
UEKのカーネルパニック
OracleLinux6.5をインストールした時に再起動後、カーネルパニックが発生した。

再起動するとカーネルパニックが発生。

Oracle Linux6.5のインストレーションガイドには以下の記述がある。
Oracle Linux 5 Update 6以降のOracle Linuxカーネルからは、デフォルトでUnbreakable Enterprise Kernelが含まれ、有効になっています。
https://docs.oracle.com/cd/E39368_01/E41137/html/ol-registeruln.html
UEKはカーネルのデフォルトになっているが、個別でインストールが必要らしい。
Unbreakable Enterprise Kernel のインストール
カーネルパニックが発生したらいったん再起動して、 Red Hat Enterprise Linux(RHEL)カーネルで起動する。

-yumを有効化する。
ISOイメージをマウントする。
# mount -o loop -t iso9660 /tmp/V41362-01.iso /media
yumレポジトリの追加
# vi /etc/yum.repos.d/dvd.repo
以下を入力し、保存する。
[dvd]
name=dvd
baseurl=file:///media/
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
UEKのインストール
# cd /media/Packages
# yum install kernel-uek
-サーバ再起動

カーネルバージョン確認
# uname -r
出力結果
3.8.13-118.39.1.1.el6uek.x86_64
今回 Oracle Linux をインストールした目的としては Oracle Database 12c をインストールするためでした。
実際に私が構築した方法は以下の記事から3部構成でまとめてありますのでご興味がありましたら
アクセスしてみていただければ幸いです。
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